デザイナーになりたい。でも何から始めればいいかわからない人へ
「デザイナーになりたい」
そう思って調べ始めたものの、
- 勉強方法が多すぎて迷う
- 独学で本当に仕事になるのか不安
- センスがないと無理なのではと思ってしまう
こう感じている人は少なくありません。
結論から言うと、
デザインは正しい順番で学べば、独学でも仕事につながります。
この記事では、
これからデザイナーを目指す初心者に向けて、
- 何から学ぶべきか
- どう勉強すれば挫折しにくいか
- どうやって「仕事レベル」まで持っていくか
を、現実的なステップで整理します。
デザイナーになるために最初に知っておくべきこと

まず大事なのは、
デザイナー=絵がうまい人、ではないという点です。
デザインの本質は、ここにあります。
- 情報を整理する
- 意図を伝える
- 見る人が迷わないようにする
センスよりも重要なのは、
ルールと考え方を理解しているかどうかです。
だからこそ、初心者は「いきなり作品を作る」よりも
順序立てて学ぶことが近道になります。
デザイナーを目指す人のための勉強ステップ
独学で進める場合、以下の順番が最も挫折しにくく、再現性があります。
- デザインの基礎を知る
- ツール操作を覚える
- 見本を真似て作る
- 自分で考えて作る
- 人に見せて改善する
それぞれを詳しく見ていきましょう。
まずはデザインの基礎を理解する
ツールを触る前に、最低限知っておきたい基礎があります。
- 配色(色の組み合わせ)
- レイアウト(配置・余白)
- 文字組み(読みやすさ)
ここを飛ばしてしまうと、
「作れているけど、なぜダメなのかわからない」状態に陥りやすくなります。
書籍や初心者向けサイトで、
理屈としてのデザインを先に押さえるのがおすすめです。
2. Illustrator・Photoshopの基本操作を覚える
基礎を理解したら、次はツールです。
初心者がまず触ることが多いのは、Photoshop、Illustrator。
何故かというと今現在のデザイン業界ではほぼ必要不可欠なツールだからです。
最初は高度な操作は不要です。
- 図形を作る
- 文字を配置する
- サイズを調整する
このレベルで十分なので、「全部覚えよう」としないことが続けるコツです。
| ツール名 | 主な用途 | 向いている人 | 向いている制作物 | 特徴・補足 |
|---|---|---|---|---|
| Illustrator | ベクターデザイン | デザイナー志望全般 | ロゴ、チラシ、名刺、アイコン、図版 | 印刷物に強く、拡大縮小しても劣化しない。商業デザインの基本ツール |
| Photoshop | 画像編集・合成 | 写真・Web系に関わる人 | バナー、写真補正、Web画像、サムネイル | 写真加工・合成に強い。UI制作にもよく使われる |
| Figma | UI / Webデザイン | Web・アプリ系志望 | Webサイト、アプリUI、プロトタイプ | ブラウザで使える。チーム制作・共有に強い |
| Canva | 簡易デザイン | 非デザイナー・初心者 | SNS画像、資料、簡単なバナー | 操作が簡単。デザイン学習には不向きだが実用性は高い |
| InDesign | ページレイアウト | 印刷物中心の人 | 書籍、冊子、パンフレット | 長文・複数ページ管理に特化。DTP向け |
| XD | UI / プロトタイプ | Web・アプリ系 | Webデザイン、画面設計 | 現在はFigmaに置き換えられつつある |
| After Effects | モーショングラフィックス | 映像・アニメ向き | 動画テロップ、アニメーション | 動きのある表現専用。静止画目的では不要 |
初心者が最初に選ぶなら?
- 印刷物・デザイン全般をやりたい
→ Illustrator + Photoshop - Web・アプリ系を目指したい
→ Figma + Photoshop - とにかく今すぐ簡単に作りたい
→ Canva(※学習目的なら併用がおすすめ)
プロのデザインを真似て作る(模写)
独学で最も効果が高いのが模写です。
良いデザインを見て分析し、模写することで、デザインスキルを向上させることができます。
完成されたデザインをそっくりそのまま再現してみることで、
- 配置の理由
- 色の選び方
- 情報の整理方法
が自然と身についていきます。
オリジナル作品を作るのは、模写をある程度こなしてからで問題ありません。
例えば、電車内で見かけた広告のレイアウトや配色を模写することで、その広告がなぜ視覚的に魅力的であるのか理解しやすくなります。さらに、模写した後は、同じデザインを自分のスタイルに合わせてアレンジすることで、実践的なスキルを向上させることができます。
自分なりのデザインを作ってみる
模写に慣れてきたら、
- 架空のイベント
- 架空のサービス
- 自分のブログやSNS
など、用途を決めたデザインを作ってみましょう。
ここで重要なのは、「かっこよさ」よりも
誰に、何を伝えるかを言語化することです。
仕事につなげるためのアウトプットをする
デザインは、作るだけでは仕事になりません。
- ポートフォリオをまとめる
- 制作意図を説明できるようにする
- 実績として公開する
この段階でようやく「デザイナーとして見てもらえる」状態になります。
最初から完璧である必要はありません。
成長途中でも公開することが、次につながります。
独学デザイナーが挫折しやすいポイント
多くの人がつまずくのは、次のような場面です。
- いきなりレベルの高い教材に手を出す
- センスの有無で自分を判断してしまう
- 比較して手が止まる
デザインは積み重ねです。
昨日できなかったことが、数週間後に自然にできるようになります。
デザイナーになる道はひとつではない
デザイナーのなり方に、正解はありません。
- フリーランス
- 副業
- 社内デザイナー
どの道でも共通して言えるのは、「考えて作れる人」が求められるということです。
この記事が、最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
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