「副業でデザインを始めたいけど、ネットの素材って自由に使っていいの?」
そんな疑問を持っているあなたに、絶対に知っておいてほしいルールがあります。
それが「著作権」と「商用利用」の考え方。
知らずに使うと、損をするだけでなく、最悪の場合トラブルや法的責任につながることもあるんです。
今回は、デザイン初心者さんでもわかりやすいように、副業で注意すべき著作権・商用利用の基本を解説します!
「商用利用OK」って、どういう意味?
「商用利用OK(商用可)」と書かれている素材やフォントは、お金が絡む場面でも使っていいという意味です。
副業で報酬をもらうなら、それは「商用利用」にあたります。
つまり、「商用利用不可」の素材を使うとNG!
たとえば…
- SNS投稿バナー:報酬をもらって作る→商用
- 自分のネットショップのロゴを作る→商用
- クライアントの広告デザイン→もちろん商用!
→「無料」でも「商用不可」なものはNG。必ずライセンスを確認しましょう。
画像・イラスト・フォントの使用ルール
フリー素材でも要注意!
「無料素材サイトの画像なら、自由に使える」と思っていませんか?
実はサイトによってルールが違うんです。
よくある条件
- クレジット表記が必要
- 改変(色変更・トリミング)がNG
- 商用利用は有料プランのみ
→使う前に「利用規約」を必ずチェック!
フォントにも著作権がある!
日本語フォントでも、特に注意すべきポイントがあります。
- 「源ノ角ゴシック」や「M+ FONTS」など商用OKなフリーフォントは安心
- 一部の可愛い手書きフォントなどは商用NGも多い

「フリーフォント=商用OK」ではないことに注意!

Canvaなどツールでの注意点
CanvaやAdobe Expressなどのテンプレートや素材にも使用条件があります。
- Canva:無料プランの素材でも商用NGなものあり
- 有料テンプレートをそのまま販売するのはライセンス違反
→自作の要素を加える、テンプレートを再構成するなどの工夫が必要です。
安全な素材サイトまとめ
商用OKの定番サイト(画像・イラスト)
- Unsplash(写真・要クレジット確認)
- いらすとや(条件付き商用可)
- Pixabay(写真・動画・イラスト)
- イラストAC(会員登録が必要・使用条件を要確認)
商用OKの定番サイト(フォント)
- Google Fonts(英字フォント)
- Fontworks LETS(有料・プロ用)
- M+ FONTS、源ノ角ゴシック、さわらびフォント など

トラブルを防ぐコツまとめ
- 「無料だからOK」は危険!商用利用可かどうか確認
- 利用規約を読むクセをつけよう
- Canvaなどツール内素材もルールを確認
- 素材の出典をメモしておくと安心
おわりに|知っていれば怖くない。知らないと損する!
副業をするということは、「あなたが作ったものに責任がある」ということ。
でも、逆に言えば、最低限のルールを知っていれば安心して活動できます!
著作権や商用利用は難しそうに見えて、「確認する」「信頼できる素材を選ぶ」という2つだけでトラブルをほぼ防げます。
「知らなかった」で損しないように、今日から意識していきましょう!