
知らなきゃ危険!モバイルバッテリーを「ゴミ」で出してはいけない理由
最近、中国では安全認証のないモバイルバッテリーの機内持ち込みが全面禁止となり、リコール対象製品の発火事故を受けて大規模な回収も始まっています(2025年6月〜)。
この背景には、リチウムイオン電池の火災リスクがあり、日本でも処分ミスによるごみ収集車の火災が毎年多数報告されています。
家庭ごみや不燃ごみに出すのは絶対NG!
発火事故の原因になりかねません。
正しいモバイルバッテリーの捨て方・回収方法
家電量販店の回収ボックスに持ち込む(最も簡単)
全国の家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ・ケーズデンキなど)の協力店舗で回収してもらえます。
どの店舗が対応しているかは「JRBC 協力店検索システム」で検索しましょう。
- 予約・購入店舗関係なし
- PSEマーク付きならほぼOK
- 回収対象外の場合もあるので要確認(店頭・HPに記載)
自治体の小型家電回収サービスを使う
お住まいの自治体で小型家電回収ボックスを設置している場合があります。
- 例:「○○市 モバイルバッテリー 回収」で検索
- ボックス設置場所:市役所、公民館、リサイクルセンターなど
- ボタン電池・乾電池などとの分別が必要な場合あり
メーカーのリサイクル窓口を活用(Anker・Panasonicなど)
Ankerやパナソニックなどの一部メーカーでは自主回収プログラムを実施。
- 専用フォームから申込 → 返送用封筒が届く
- 回収対象製品のみ受付
- 時期によって中断・終了の可能性あり
普通の封筒で勝手に発送するのは絶対にNG!
配送中の発火事故につながります。
絶対にやってはいけない処分方法
処分方法 | 危険性・理由 |
---|---|
不燃ゴミに出す | 収集車で発火事故多発 |
分解する | 感電・爆発のリスク |
家の中で放置 | 自然発火・液漏れの恐れ |
-
-
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回収前にやるべき安全対策【手順チェックリスト】
- 残量をできるだけ使い切る
- 電源スイッチが入らないようテープ固定
- 端子部分をビニールテープ等で絶縁
- プチプチや袋で包装してから持ち込み
回収協力店の探し方【JBRC検索が便利】
改修協力店は、JBRCリサイクル協力店検索ページで検索が可能です。
郵便番号・地名から、近くの回収協力店舗を探しましょう。
協力店ではスタッフへ声を掛けることで対応してもらえます。
よくある質問(FAQ)
Q. どこに捨ててもダメなの?
→ 基本的にダメです。回収してもらうことが唯一の合法的で安全な処分方法です。
Q. 海外で買った安いモバイルバッテリーも回収できる?
→ 一部店舗で拒否される場合あり。リサイクルマークやメーカー名の記載があるかを確認しましょう。
Q. 処分しないとどうなる?
→ 火災・感電・劣化による破損のリスクがあります。
まとめ|モバイルバッテリーは「リサイクル」が基本
処分方法 | 可否 | メリット |
---|---|---|
家庭ゴミ | × | 火災リスクあり |
量販店での回収 | ◎ | 手軽・無料・安全 |
自治体の回収 | ◎ | 地域密着で安心 |
メーカー返送 | ◎ | 確実・安心度高い |
モバイルバッテリーは誤った処分=命に関わる事故に直結します。
中国の規制強化を他人事にせず、私たちも正しい処分習慣を意識していきましょう。
