EZ DESIGN TIPSです。
今回はデザインや副業と全く関係のない、ファッション通販の話。
私はInstagramの広告やショップ投稿から「可愛い!」「欲しい!」と思って商品ページに飛ぶことがよくあります。
先日、インスタで見つけたとあるECサイトの洋服に惹かれたのですが……
よく調べてみたら、楽天で同じデザインの服がもっと安く売られていたんです。
この記事では、実際にどれくらい価格差があったのか、どんな点に注意すべきかを体験談ベースでまとめていきます。
インスタで見つけた「Lumier」というブランド
発見したのはこちらの「Lumier」というブランド。
シンプルな中に遊び心のあるようなデザインに惹かれました。

インスタのフォロワー数的にもちゃんとしたお店のような気がします。

似たような商品を……「楽天」で発見
しかし商品を見ていくと、ひとつ気になるブラウスが。

あれ…楽天でお気に入り登録してるやつにめちゃくちゃ似てる……
この時までは「まぁよくあるデザインかもな」と思っていたのですが、
万が一の可能性を感じてめちゃくちゃ特徴のある服を探すことにしました。
かなり個性的なデザインで比較
なにか比較しやすい感じの個性的な柄が無いかとECサイト内を徘徊。
そこで見つけたのがこちらの「コード刺繍チュールレイヤードパンツ」。


も……模様が同じだーーーーーーーーーーーーー!!
ウエストがその幅・その色のゴムなのも……タグの位置やサイズも同じだ!!!


なんかもう、同じだーーーーーー!!!!!
価格設定も大胆すぎる……!!!!!!!!!
なぜ価格差があるのか?
しかし「悪質な転売サイト」であるかどうかはまた別の話なんですよね。
この世の中にはセレクトショップなる文化が存在するわけで……
仕入れ先は同じだけど価格が違う
=単なる「ぼったくり」ではなく運営の仕組みや価値の付加による価格高騰の可能性があります。
セレクトショップが楽天よりZOZOより高い理由
運営コスト(人件費・在庫・撮影など)
- 少数精鋭で運営していることが多く、1点ごとの仕入れ数も少ないため仕入れ単価が高めになる
- 商品撮影・スタイリング・ECサイト運営などを自社で行うため、そのコストが価格に反映される
セレクトの付加価値
- ZOZOTOWNのように「膨大な商品群から探す」必要がなく、ショップの目利きがピックアップしたラインナップを見られる
- いわば「編集料」が含まれており、トレンドをまとめて見られることに価値がある
- 自分好みのショップには自分好みの服ばかりが入荷するのでファッション誌感覚で追える
流通・仕入れの違い
- ZOZOTOWNはブランドとの直接契約が多く、仕入れ量も大きいため安価に販売できる
- セレクトショップは小ロット仕入れや代理店経由で仕入れることが多く、その分割高になる
独自のスタイリング・コンテンツ
- 商品単体ではなく、コーディネート提案やスタイリング写真で魅力を高めている
- ブランド公式よりも「今っぽい着こなし」を見せてくれるので、情報料が上乗せされているイメージ
販売チャネルの違い
- ZOZOTOWNや楽天は大規模モールのためクーポン・セールが頻繁にある
- セレクトショップは値下げしにくく、「定価販売」を基本にしているケースが多い
結論:なにを重視するのかが大切
今回の比較で、同じ商品でも価格だけを見れば楽天やZOZOTOWNの方が安いことが分かりました。
セールやクーポンが豊富で、送料やポイントも含めればお得感はかなり強いです。
一方で、セレクトショップには単なる値段以上の価値があります。
- ブランド横断でトレンドを提案してくれる編集力
- 写真やスタイリングを通じた「着こなしのヒント」
- 新しいブランドやまだ知られていないアイテムに出会える発見
これらは大手ECサイトにはない魅力であり、価格差の背景にはこうした「付加価値」が含まれていると考えられます。
結論としては、
- とにかく安く買いたいなら楽天・ZOZOTOWN
- コーディネートの参考や新しい出会いを楽しみたいならセレクトショップ
というように、目的に応じて使い分けるのが賢い買い方だと思います。

自分の好みドンピシャなショップがあればそこを追うのが正解だと思います。
実際、Lumierの服を他のショップで探すのは結構時間かかったので…