「Anker PowerCore 10000」が自主回収の対象に

日本人の多くが購入した「Anker PowerCore 10000」が回収対象になりました。
それ以外にも対象商品があり、全4製品。
- モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」(製品型番:A1263)
- Bluetoothスピーカー「Soundcore 3」(製品型番:A3117)
- Bluetoothスピーカー「Soundcore Motion X600」(製品型番:A3130)
- 議用スピーカー「Anker PowerConf S500」(製品型番:A3305)
当ブログではこのモデルを紹介したことはないので、
このブログからモバイルバッテリーを購入した人は大丈夫なはずです。
Ankerが発表した「回収・交換対象製品」内容の概要
電池セルの製造過程において不備があったそうです。
Ankerがセル製造を委託しているサプライヤーの製造工程で異物が混入した可能性があるとのこと。
該当のサプライヤーとの契約は終了しているとのことで、今後同じサプライヤーが関わることはなさそうです。
Anker Japanの公式サイト「製品回収情報」ページには、以下のように記載があります。
Anker PowerCore 10000
(品番 A1263)
対象販売期間:
2022年12月25日〜2025年10月21日
Soundcore 3
(品番 A3117)
対象販売期間:
2022年12月16日〜2025年10月21日
Anker PowerConf S500
(品番 A3305)
対象販売期間:
2022年12月29日〜2025年10月21日
Soundcore Motion X600
(品番 A3130)
対象販売期間:
2023年4月24日〜2025年10月21日
「2022年12月15日以前に購入されたものは対象外」という注記あり。
また、対象外となる“類似製品”もある旨の記載があります。
おすすめのモデル(リコール対象外)
他のAnker製品のおすすめはこちら。
リコール対象外で、安全に使用できます。



自分の製品が対象かどうか、今すぐできる確認手順
所有している機器が対象かどうかを“今すぐ”確認するための手順を整理します。
- 製品本体の型番(品番)を確認。
例:A1263、A3117など。 - 製品底面または側面に記載の シリアルナンバー(SN:Aから始まる16桁) をチェック。
- Anker公式の「回収対象製品判定フォーム」へアクセス。
SNを入力して、自分の製品が対象かどうか判定可能。 - 判定結果が「対象」だった場合、指定フォームより「回収キット申込フォーム」に記入。
発送・返送の流れに進みます。
回収・交換までの流れ
対象製品と判定された後の流れも公式サイトで説明されています。
主なポイントを整理しておきます。
- 回収キット発送
- 申込みから通常2週間以内
- 場合によっては1ヶ月程かかる可能性あり
- 同封の手順ガイドに従って、対象製品を返送
- 外箱や付属品の返送は不要
- Anker到着確認後、交換品を発送。
- 交換品の発送は「2025年11月末〜2026年2月末」が目安と記載あり。
- 交換後の保証期間18ヶ月が適用され、公式ストア会員登録で延長保証もあり。
今、Anker製品を安全に使うために確認しておきたいこと
- 購入した製品の品番・販売時期を把握しておく。
該当機種ならまず上記フォームで判定を。 - 対象返送・交換の際、手続きが完了するまで使用を控えた方が安全、公式でも案内があります。
- 販売店・ECショップで購入した場合は、購入証明・購入時期の記録を保管しておくと安心。
- 類似モデル・パッケージが似ていても対象外という場合もあるため、「品番/シリアル」の確認は省略しない。
- 製品が対象外と判定されても、普通に安心して使用できる旨が公式に明記されています。
まとめ:安心してAnker製品を使い続けるために
Ankerの回収・交換対応は、対象モデルの範囲が明確に示されており、ユーザー自身が「自分の製品が該当するか」を確認できる仕組みになっています。
「Anker リコール」で検索してこの記事にたどり着いた方は、まず自分の品番/シリアルを確認→公式フォームで判定というステップを踏むと安心です。
所有中のAnker製品が対象なら、回収・交換手続きを行うことで、安心して使い続けられます。対象外なら「安心してそのまま使える」と判断できます。
いずれの場合も、調べておくことが安心につながります。
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